加賀 まりこ – 76歳
日本人離れした容姿とスキャンダラスな言動で世間を賑わし、「和製ブリジット・バルドー」とも呼ばれた加賀まりこ。彼女のデビューは1960年のドラマ『東京タワーは知っている』。その後62年には『涙を、獅子のたて髪に』で映画デビューを果たし、後に彼女の代表作のひとつとなる『月曜日のユカ』では主演を務めた。高い演技力で人気女優となる一方で、強気な発言は時に波紋を呼んだ。2007年には若者を中心に人気を集めたドラマ『花より団子』で冷酷な道明寺の母親役演じ、若い世代からの認知度も上がった。
76歳の現在も女優として活躍し続け、最近では2017年に映画『サクラダリセット』で「未来を知る」能力をもつ女性、通称”魔女”を演じ、長いキャリアで培った貫禄ある演技を見せてくれた。若いころから常識にとらわれない加賀まりこという女優は、今後も多くの人を虜にし続けるだろう。