吉永 小百合 – 75歳
日本映画界の大御所、女優・吉永小百合の物語の始まりは60年以上前。当時まだ小学校6年生だった彼女は連続ラジオドラマ『赤胴鈴之助』でデビューを果たす。高校在学中には『キューポラのある街』のヒロイン役で第13回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞。17歳での受賞は史上最年少記録だった。清純派女優として浜田光夫とコンビを組みはじめ、瞬く間に日活青春映画のスターとなった彼女は多くのファンを虜にし、熱狂的なファンは「サユリスト」と呼ばれた。歌手としても活躍し、橋幸夫とのデュエット曲『いつでも夢を』で日本レコード大賞を受賞している。
また、出演映画をきっかけに反戦・反原爆の活動を始め、原爆詩の朗読会を始め様々なボランティア活動を行う。2010年には文化功労者に選出されるなど、国に大きく貢献した吉永小百合。現在75歳だがその勢いはとどまることを知らず、2000年代だけでなんと10以上の主演映画がある!エネルギッシュな彼女は今後も業界を牽引していくことだろう。