瀬戸内寂聴 – 98歳

彼女の名前を聞いてまず頭に浮かぶのは、なんといってもその愛らしい笑顔だろう。しかしその笑顔の裏に波乱の過去があったことを知る者はそう多くないかもしれない。21歳でお見合い結婚をしたが、浮気をして離婚に至る。小説家を目指すものの初めは多くの批判を受け、2014年にはがんを患った。
彼女が出家を決意したのは51歳の時。その後は僧侶としても熱心に活動し、時にチャーミングな一面も交えながら人生について語る彼女の法話にはたくさんの人が殺到する。作家としても成功を収め、1988年に出版した『寂聴 般若心経』は1年で43万部を売るベストセラーとなった。また、1997年に文化功労者に選ばれ、2006年には文化勲章を授与されるなど、日本の文化の向上に大きく貢献したとされている。瀬戸内寂聴が98歳の今も輝いて人生を送っている様子を見ると、「笑うことで人生が輝く」という彼女の教えはどうやら信じたほうがよさそうだ!
ソース: ArticlesValley, CashRoadster, Ranker, Scribol.