黒柳徹子 – 87歳

日本のテレビの歴史と共に歩んできた日本エンタメ業界の大御所。女優、司会者、声優、エッセイストと、マルチな才能をもつ。1953年、NHK放送劇団の一員となった黒柳徹子は19歳で女優としてのキャリアをスタートさせ、その後、テレビドラマや舞台、声優としてもその名をとどろかせてきた。
黒柳徹子といえば忘れてはいけないのが司会者としての活躍。数々の長寿番組で司会を務め、軽快なトークとユニークな髪型でお茶の間を楽しませ続けている。中でも1976年に放送が開始された日本初のトーク番組である『徹子の部屋』は現在も続いており、2015年に1万回目の放送を迎えた際には、「同一司会者番組の最多放送回数記録」としてギネス世界記録に認定された。また、アジア人初のUNICEF(ユニセフ、国際連合児童基金)親善大使として世界中の発展途上国を毎年訪問するなど、社会貢献活動にも情熱を注ぎ、その人柄も彼女が愛され続ける所以となっている。