ビートたけし(北野武) – 73歳

現在は映画監督「北野武」として世界中で知られるようになったお笑いタレントの大御所。タモリ、明石家さんまと並んで「BIG3」とも称される。1972年に漫才コンビ「ツービート」を結成し、ビートたけしの武器ともいえる毒舌ネタで1980年代の漫才ブームを謳歌。その後は単独でタレントとして活動することが多くなった。
たけしが初めて映画監督を務めたのは1989年公開の『その男、凶暴につき』だった。当初は主演としてキャスティングされていたが監督が辞退。話題性を狙ってたけしが監督に抜擢された。その後監督業に目覚めた「北野武」。監督した映画『HANA-BI』が第54回ヴェネツィア国際映画祭で日本作品として40年ぶりとなる金獅子賞を受賞するなど、彼が手がけた映画はこれまで多くの賞を受賞した。73歳の今もその勢いは衰えず、タレント、俳優、監督とマルチに活躍している。